マレーシアの一流観光地・バトゥ洞窟を紹介します!
超巨大なヒンドゥー教の神・ムルガンの像がそびえ立つバトゥ洞窟。
登るのが相当ツラ~~イ、写真奥の階段の先にバトゥ洞窟がある。
ここは19世紀後半に鳥の糞を肥料として発掘し出したのを契機として注目されるようになり、そのあとヒンドゥー寺院として祀られるようになったそうで、正直歴史はそんなに古いとは言えない。
しかしここが有名なのはこの神像の巨大さだけではなく、一月に行われる「タイプーサム」というヒンドゥー教のお祭りが実に盛大だからなのである。
このタイプーサムは、信者が身体中に長くて太い針やかぎ針を刺しまくる苦行をすることで、神々への感謝を表すものだという。
あまりに危険な祭りなので、本場のインドでは既に禁止されているという、エクストリームお祭りなのだ。
タイプーサムで動画検索するとトランスしまくりの祭りの動画がたくさん出てきますよ!(針刺さりまくってるので閲覧注意)
このタイプーサムのときは階段の上の洞窟の中が人でいっぱいになりすごい熱気だというが、普段はこんな感じ。
ガラーン。
タイプーサムでバトゥ洞窟を知ったわたしとしては、こんなにだだっ広いところなのかとビックリ。
中には少しのヒンドゥー彫刻と祭壇らしきものと大量の鳥の糞があるだけで、他には特に何もない。
いやまじでここ鳥インフルエンザになるんじゃねーかってほど鳥と鳥の糞まみれでしたわ。
洞窟寺院なんて普段だったら大興奮で写真撮りまくってたと思うんだけど、いかんせんイポーで洞窟寺院ばっかり観てきたので見慣れてしまったな。
ただ、実は今回の真の目的は洞窟を降りたところにある「アートギャラリー」という別の有料洞窟なのであった。
受付でお金を払って中へ進むと、こんななんとも言えない遊具やらステージやらが現れる。
ステージでは後で伝統舞踊の披露があるというので、先に洞窟の中を見ることに。
洞窟の中は、こんなド派手な世界が広がっているのです!!あらやだ綺麗!
ヒンドゥー教はなかなか馴染みがないのでよく判らないけど、おそらく物語などがフィギュアで再現されている模様。
色彩&ライティングがすごく綺麗なので普通に楽しめちゃいます。
クリスマスかってくらいの電飾。
なかなかの迫力だ。
こわい。
三面六臂ってなんか真面目に話聞いてなさそうに見えるんだな、ってことに初めて気づきました。
美しい像を堪能した後は、隣の洞窟へと移動する。
洞窟の入り口はこんなすさまじい造形。
作り込みが細かいぞ!
しかしこちらは先ほどの洞窟と違い現実の人々の像が置かれており、ライティングも色彩も地味であまり面白くなかった。
面白かったのはこの地球儀ぐらいかな。不気味な手足。
更にその奥は何故か爬虫類と魚が展示されたスペースになっていた。
なんでここにこんなスペースがあるのか不明だったが、とにかく臭かったので退散!!
間もなく伝統舞踊が始まる時間だったので、ステージの前で待機していると、ダンサーの皆さんが登場~~!
・・・・・・・・・。
静止画でも伝わるほどのドヘタである。
近所の暇な主婦でも連れてきて無理矢理舞台に載せたのだろうか??全然振り付け覚えてないんですけど。
まさかこいつらこれで金稼いでるわけじゃ・・・ねーよな??ていうか、ヘタでも良いからせめて細い人にしてくれよ。
最後まで見続けるのは苦行であったので、早々にこの場をあとにした。
何はともあれ、バトゥ洞窟は諸々盛り沢山でかなり楽しめた!
次はタイプーサムのときに来たいな!
[Batu Caves]
珍度:80%
オススメ度:80%
時間:8:00-19:00
年中無休
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