栃木珍スポツアー2013もこれで終了!最後の珍スポットは大谷資料館にある大谷石採掘場跡です。
駐車場は切り出された石に囲まれている。
大谷石採掘場は、大正8年から昭和61年までの採掘で出来上がった地下空間。
大谷石自体は古くは古墳時代に石室の材料として使われ、また本格的な採掘自体も江戸時代に始まるなど歴史も古いらしい。
展示してあった採掘場の模型を見ると、その構造が判りやすい。
柱を残していくようにして横から掘り進めていった結果、このような空間が出来上がっているのだ。
その広さはなんと2万平方メートル!先人達は実に広大な土地を掘削したのである。
そんな大谷石の基礎知識を資料館で学んだ後は、いざ地下の世界へ!!
採掘場へ入る前にスタッフのお姉さんに「地下は気温10度程度なので、上着をご用意ください」と言われたのだが、時は30度を超える9月、10度の寒さがどんなものか想像も出来なかったわたしは無謀にもショーパンで地下へと足を踏み入れたのであった。
そして階段を下りていくと、現れたのは想像以上にクールな空間だった!!
なにこれカッコイイ!
地下はただ暗く広く寒く、THE・無機質なんだけどそれがいい。
朽ちた掘削機具もクール。
錆びた鉄もクール。
差し込む光もクール。
なんというクールジャパンでしょう。
いつも写真を撮り忘れるためにくだらない小咄で記事内容を誤魔化すわたしだが、今回ばかりは写真を撮るのを忘れなかったわい。
素敵な空間を堪能しまくった結果、見終わった頃には身体は冷え切って外に出てもうまく歩けない始末であった・・・。特に夏場に訪問する際は、それなりの装備を携えて行くべし!
後日ここへ行ったことを友人に教えたところ、「えっあそこ行っちゃったの!?霊感ある友達があそこはガチだって言ってたのに!」と言われました。
もしかしたら幽霊にも会えて二度美味しいスポットなのかも・・・??
(2013年9月)
[大谷資料館]
珍度:60%
オススメ度:80%
公式サイト
住所:栃木県宇都宮市大谷町909
Tel:028-652-1232
時間:9:00-16:30
休館日:木曜日
入館料:600円
駐車場有り
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