とうとう行ってしまった!!タイの地獄寺ワットサンスークだぞ~~~~!!!!
珍スポット好きの間ではおそらく知らぬ者はいないであろう地獄に最も近い国タイランドの地獄寺。
日本人的感覚では決して理解できないような地獄が各地に点在していることがこの国の一番の魅力なのだ。
まさか自分自身の足で地獄寺に行く日が来ようとは・・・!!感無量である。
さて、ムァンボランでタクシーを捕まえて再び運転手と値段交渉でもめたものの、得意の「ここで降りるぞ」作戦で勝ち、メーターで地獄寺へ向かうことに。
しかしながら意外なほど地獄寺は遠く、しかも運転手もちゃんとした所在地を分かっていなかったので、到着するまでかなり難航した!
地元の人に道を訊いたりしつつ、結局到着したのはムァンボランを出発した一時間半後。
最初は喧嘩した運転手ともすっかり打ち解け、共に鼻歌を歌ったり到着した時は拍手し合う仲になっていました(笑)
時間かかりすぎて超空腹だったので、地獄寺の得体の知れない屋台の得体の知れない饅頭を運転手と共に食らった。これまでアジアの屋台飯は怖くて決して食べたくないと思ってたんだけど、特に腹を壊したりしなかったので意外と平気みたいだ。
タクシーの運転手に「バンコクまで帰るからここで待っててくれ」と言い残し、寺の中へ!
なんかキモチワルイ老夫婦(歯がない)や
そんなに頭いらないだろと突っ込まざるを得ない像や
断食修行中のブッダ(だと思われる)といった割とマトモだけどなんか不気味な像などを通り過ぎると・・・
で、で、出た~~~~!!!!
もはや地獄寺のマスコットキャラクターとも言えるこのアンガールズ的な巨大ベロ出し像!
初めて会った気がしないよ!
偉大なる巨像の足元に蠢いているのは
トリ人間や、
エビ人間、
カメ人間は・・・ご愁傷さまです。
地獄で苦しんでいる人間(っぽい奴ら)もそこかしこに。
唇どうなっちゃってんの??目玉と同じ素材になってますけど!
これぞホンモノの腹芸!!忘年会までに習得したいものです。
ギャーッ!!!頭に刺さってんの何!?どんな不慮の事故だよ!
でもこんな地獄の中にも仏あり。
トリ人間達に混じって救いを求めたよ。
仏が登場すると地獄エリアは終わり、次は何を伝えたいのかちょっとよく解らないエリアが始まる。
何を伝えたいのかちょっとよく解りません。
友達の背中にとうもろこしを植えてみたよ!!みたいな?
うしろで控えている奴らが遠くを見ている。どういう状況なんだよ。
カニ拾いのお仕事にも参加しました。
そして極めつけが
おっさん。
ただのおっさん(パンイチ)。
おっさんは一体何を伝えたいんだ・・・わしゃぁわからん・・・
だんだん「問われて名乗るもおこがましいが・・・」と口上し始めそうな気がしてきたよ。パンイチだけど。
結局地獄寺地獄寺と騒いだ割にはただのおっさんの像に一番笑って終わるという始末でございました。
しかし思っていたよりもずっとファニー&ポップで、全然グロさとかは感じなかったよ。ホントずっと笑いが止まらなかったです。
期待以上の楽しさで、大満足の初・地獄寺でございました!
とまあ地獄寺は心ゆくまで堪能したんだけど、そのあと駐車場に戻ったところ
タクシーが消えているという事案が発生。
まぁあいつも腹減ってただろうし、飯でも食べてんだろうね^^^^うん、そうだよね^^^^
などと現実逃避してみたがタクシーは待てど暮らせど戻ってこず、
我々はタイの田舎に取り残されているという現実に向き合わざるを得なかったのであった・・・
そのあとは英語の通じないタイの片田舎の人々に必死にこの状況を伝えてみたり、
得体の知れない荷台の広い車をヒッチハイクしてみたり、
その車にもっとどこかわからん場所に連れて行かれたり、
そこでバンコク行きのバス停を見つけるも全く言葉が通じず絵を描いて説明したり、
やっと見つけた英語が通じる人に呼んで貰ったタクシーにぼったくられたり、
タクシーの運転手が高速道路でよそ見運転をして車体が大きく隣の斜線に出たので、助手席に座っていたわたしが「デンジャラス!!!!」と叫びながらハンドルを助手席から操作して車体を本線に戻したり・・・・・・
こっちのほうがずっと地獄じゃねえか!!!!!!
そんな感じで、地獄寺に行ったらうっかり現実の地獄を味わう羽目になったというオチでございました。
地獄寺に行くときは、しっかりタクシーを捕まえておきましょう!!!
(2013年10月)
[WatSaenSuk(วัดแสนสุข)]
珍度:100%
オススメ度:100%
大通り(Bang Saen Sai2Rd)からBang Saen Sai2 Soi19へ入ると現れます。
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