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【群馬】壁に彫られた大きな顔 長厳寺の磨崖仏

群馬にも万治の石仏に負けない磨崖仏があるぜ!

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磨崖仏があるのは甘楽町にある長厳寺の裏手。

万治の石仏は江戸時代に造られたものですが、こちらの磨崖仏が誕生したのは昭和59年とまだまだ仏像界ではこわっぱでございます。

また造ったのはプロの仏師ではなく、一般の方。
ふつーのおっちゃんが趣味で仏像を造ると、高確率で珍スポットになりますね。


長厳寺の裏はこんな感じでかなり鬱蒼としている。

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山というほどの場所ではないが、オシャレな靴などで来るのは厳禁です。


磨崖仏へ辿り着く途中にはこんな謎の顔が・・・。
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諸星大二郎の「栞と紙魚子」に出てきそうなキャラクターだ。


そして程なくして磨崖仏が登場!!
ドーーーン!
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顔でかい!っていうか顔しかない!
磨崖仏というか磨崖顔である。

人間と比較するとその大きさがよく解るね。

ふと足元を見ると、地面にも石像が置かれていた。
亀(っぽいやつ)。

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顔の造りは道の途中に置かれていた謎の顔とほぼ同じである。
亀の鼻ってこんな感じでしたっけ?

こちらは獅子(っぽいやつ)。
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これ何の疑いもなく獅子だと思ったんだけど、あとでここを訪れたほかの方の記事を読んでいたら「龍もしくは山伏?」って書かれてて目を疑った。

まず龍と山伏って全然違うもんじゃねえか…。それをどっちにも見せることが出来るなんて、作者のおっちゃん、実はすごい才能の持ち主なのでは?

見る側の感性に委ねるとは、これぞアート!

と一瞬思ったけど、山伏でも龍でも獅子でもない何かだったら申し訳ない。

ちなみに結局これが何なのか、そもそもなんでこんなものを作ったのかは謎みたいです。


(訪問日:2013年4月)


[長厳寺の磨崖仏]
珍度:80%
オススメ度:70%
住所:群馬県甘楽郡甘楽町小幡1926
TEL:0274-74-2051
駐車場あり

より大きな地図で 長厳寺の磨崖仏 を表示

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