マレーシア二日目。タクシーの運転手に勝手に連れて行かれた極楽洞を紹介するよ!
マレーシアのタクシーに乗って身に染みたのは、とにかく運転手が自由だということである。
頼んでいないところへ連れて行ったり、自分の家族の家に寄ってみたり、途中でいなくなるからと自分の息子の自家用車(しかも息子の友達も何故か同乗)を代わりに寄越したり・・・まあ基本的にマレーシア人がとても親切で小さいことを気にしない性格だからなのだろう。そういうの、嫌いじゃないよ!
んで、ここ極楽洞も「霊仙岩に連れて行ってくれ」と頼んだところどうやら道の途中にあったらしく勝手に案内してくれた場所。
マレーシア第三の都市イポーの郊外を車で走っていると、そこかしこに岩山があることに気づくのだが、極楽洞もその岩山にできた鍾乳洞なのである。
なかなか壮大な空間が広がっており、半オープンエアの空間にある鍾乳石というのはかなり迫力がある。
勿論、洞窟の中は寺として機能しているのだ。
ここでもまた仏教と道教がミックス。
とまあこんな具合でかなりカッコイイ極楽洞だが、正直珍スポット的な見所というのはあまりない。
だがこの極楽洞へ入る道(参道と呼べるのか?)に置かれたミニジオラマが、なんともぬるくて可愛かったのでご紹介したいと思う。
こんな感じで点々とミニジオラマが設置されている。
土で作られたと思われるジオラマは正直かなり低クオリティだが、雨ざらしになっているにも関わらずこんな造詣をしっかり保っているのが不思議だ。
自慢の岩を活用した作品も。
小坊主たちの日常を描いた作品だろうか。可愛い。
無論、言うまでもなく手製のジオラマに市販の人形を置いたのであろう。
だって手製の鳥はこの出来映えなのだから・・・。
アッ!
隠れミッキーだ!
(2014年7月)
[極楽洞(Kek Lok Tong)]
珍度:50%
オススメ度:60%
公式サイト
住所:31350 Ipoh, Perak, マレーシア
時間:7:00-18:00(年中無休)
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