一泊二日栃木珍スポツアーを敢行して参りました。
最初のスポットは栃木市の「塚田歴史伝説館」。
ここは昔木材回漕問屋だったという歴史ある文化財の土蔵を、そのまま展示室として利用している郷土史資料館だ。
蔵の外観は超名作ドラマ「仁-JIN-」の撮影にも使われたといい、ご主人が「ドラマ撮影中の写真を撮ったらスタッフに怒られたので、走って逃げた」という撮影裏話を教えてくれましたwww逃げても撮影してるの自分の家なんだから意味ないだろ(笑)
そして早速中に入ってみると・・・
うわっ、驚いた!!!
と、ホントに声を出した私。
先客のおじさんが座っているのかと思ったら、おじさんも三味線弾きのおばあさんも超~~~リアルな人形!!!何このクオリティ!!!
しかも突然おばあさんが喋り出した!
驚くからやめてよーーーー
この人形、動きもとてつもなくリアル。まばたきとかもするんですよ。こんなにリアリティを追求した人形は見たことがありません。すげえ。
ちなみに、猫も鳴きます。
しかもおばあさんの声はさざえさんのフネさんなんだって。こりゃ本気だわ。
おばあさんの三味線と歌を訊かせて貰ったあとは隣の蔵へ移動。
次の蔵では蔵芝居「うずま川悲話」の芝居を見ることができる。
街を流れるうずま川にまつわる悲しい物語で、前編十二分もの超大作だ。
そしてここでもまた超リアルロボットの登場!!
金かかってるな~~!
なんだかすごい施設に来てしまったぞ!
ロボットの動きはさることながら、話も面白い。
そして最後のオチには舞台から飛び出る仕掛けもあるので、是非これは皆様直に観に行っていただきたい所存。
最後は、「おおーっ!」と声を上げてしまいましたよ。
ここ、最早栃木のディズニーランドじゃね?
そして次の蔵が最後の蔵。
今度は何が出てくるのかな~~と思いつつ入ると・・・
またもや超リアル人形と立派な山車がお出迎え!
この町伝統の天手力男の人形山車ということだが、
こいつらの表情をこんなにリアルに作る必要はあったのか否か?
というか左のじいさんの楽しくなさそうなことこの上ない。
明らかに太鼓叩きに集中してないだろ!!
そしてこの人形山車の前にあるボタンを押してみると
ひょっとこダンシングタイムSTART!!!
これ、人形とは思えない華麗すぎる動きで、本当にたまらなかったwwww
ひょっとこがただただ踊り続ける光景が一分くらい繰り広げられるのである。シュールとはまさにこのこと。
一緒に踊ったけど、ひょっとこのダンスが激しすぎてもれなくぶれる(笑)
あまりの楽しさにダンシングタイム二回戦に突入したわ。
ひょっとこが踊るのを見て爆笑する日が来るとは思ってもいませんでした。
お金をかけてひょっとこを踊らせた塚田歴史伝説館に感謝したい。
他には家宝の展示館とか庭園とか文化財らしい展示もあったんだけど、わたしとしてはこのひょっとこダンシングがもうダントツNo.1すぎてそちらには言及する気もしません。
いや~、塚田歴史伝説館、期待していたより何倍も面白かった!!
あのひょっとこは是非また観に行きたいものである。
公式HPにひょっとこダンシングの動画があるので、行ける日まで暫くはそれを観て我慢しよう・・・。
(2013年9月)
[塚田歴史伝説館]
珍度:80%
オススメ度:90%
公式サイト
住所:栃木県栃木市倭町2-16
休館日:月曜日
入館料:大人/700円、子供/350円
駐車場あり
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