先日伊豆珍スポットを巡る旅に行って参りました。
まずはもはやお馴染み、「桃太郎神社」「五色園」「関ヶ原ウォーランド」に続く浅野祥雲像が見られる珍スポット「熱海城」です。
まあ写真からもなんとなくお分かりになると思いますが、熱海城は近年観光用に作られたフェイクのお城でございます。
まかり間違って歴史価値的視点から観光しようもんなら肩すかしどころじゃ済みませんぞ。
んで、到着するなり城敷地内の片隅、草むらの奥に・・・
いました。
この端に追いやられている感が過去最高に切ない浅野祥雲作品群であります。
特に残念感が強い普賢菩薩。
光背が取れちゃって地面に落ちてる上に相方の文殊菩薩はちゃんと玄関横に置かれているという境遇の違いね。どうしたもんやら・・・。
桃太郎神社の修復作業には泣いた私ですが、こちらは是非とも修復されてほしいと祈りまする。
恒例の浅野祥雲像群に混じってみよう写真
何かを手に持っていたのだろうが、すっかりダンサーチックになってしまった彼。
打って変わって大黒天と恵比寿はとっても保存状態がよかったです。
色もどうやら塗り直されている模様。
流行のシャーベットカラー(笑)でキュートですな。スイーツ。
また熱海城の屋根におわすシャチホコも浅野祥雲先生の作品だということ。(っていうか追いやられた仏像なんかよりそっちのほうが城的には俄然プッシュしていた。)
色んな仕事してるねえ祥雲先生。
城内に入ると、祥雲先生作のシャチホコのレプリカやら無秩序感大全開の城無関係お土産コーナーやら、チープさは100点満点です。
でも歴史系展示コーナーにはちゃんと変わり兜とか置いてあった。地味だったけど。
4階には判じ絵のパネルがたくさん置いてあって、判じ絵クイズに全問正解すると熱海城携帯クリーナー貰えました。これ結構楽しくて盛り上がってしまった。
そして地下にはここ熱海城の一番の売りである春画展示室が・・・。
写真撮影は禁止だったんだけど、暗い部屋に春画のパネルが展示してありました。
まあそんな大量に春画を見る機会などそんなにないので堪能しておいた。
絵の横に台詞が書いてあることが多いんだけど、「アレアレイクイク」にくそふいたわ。日本人の喘ぎ声って江戸時代からあんまり変わってないんすね。
にしても春画の文字を必死に読む女ふたりな・・・。
数年前大学で取った古文書の授業がこんなところで役に立つとは、人生なにごとも学びが大切です。
城内の写真撮ってないけど(たいして撮りたい物もなかった^^)、そんな感じでそれなりに楽しめた!!!
結局1時間半くらい滞在していた気がする。
なんといっても色々詰め込みまくりのチープさがよかった。
浅野祥雲フリークでなくても楽しめるのでは??(断言は決して出来ない)
(訪問日:2012年11月)
[熱海城]
オススメ度:70%
珍度:70%
公式サイト
住所:〒413-0033 静岡県熱海市曽我山1993
電話:0557-81-6206
入場料:900円
駐車場あり
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